生活目線の家造り’s blog

三菱地所ホームで建てた家に一年住んでみた

家を建てるときに近所にかける迷惑はとてつもなく大きいということを忘れない

となりのおじいさんが亡くなりました。92歳とご高齢で、ふだんは家からでかけることもなく、引っ越しの挨拶をしにいったときにお会いしたくらいでした。

 

我が家が引っ越してすぐ、ガス管新設の工事が前の道路で始まりました。アスファルトを砕き、それは耳をふさぎたくなる音と振動でした。

 

それから間もなくして二軒となりで火事がおきました(おじいさんの家とは反対側です)それは大火事で火元の家は全焼。我が家の隣家は半焼してしまい取り壊しになりました。全焼した家の片付けと、半焼した家の取り壊し。

 

仕方のないこととはいえその音は、テレビの音をかき消してしまうほどで、地震のような揺れも感じました。昼間、用事がない時にずっと家にいるとイライラするのでコメダ珈琲店に逃げたりしていました。

 

その時に思いました。この一連の工事の前には、我が家を建てるのに古家の取り壊しと地盤改良のための杭打ち工事、それからの新築工事。

 

おじいさんは、亡くなる前二年ほどの間はどれだけ音と振動に悩まされストレスのかかる生活を強いられていたのかと。静かに自宅で過ごしたかっただろうなと。コメダに逃げられる私はいいけど、外出しないおじいさんはとてもとてもつらかったはずです。

 

そんなことを考えていては、何も建てられない。そんな意見もあるでしょう。

でも、近所の方に散々迷惑をかけて地域の仲間入りをさせてもらったという気持ちを持つことは、とても大事だと思ったできごとでした。

 

近所の方へのあいさつや自治会の活動に対する意識も変わってきます。

 

建築現場では、職人さんたちにもこの意識を高くもってほしいとも思います。

職人さんと仲が悪くなりたくないので言えなかったことを今さら後悔していますが、現場を見に行った時に気になった大音量のラジオの音。たばこのにおい。

 

気をつければどうにかなることもたくさんありそうです。

 

おじいさんが亡くなって感じたことを書いてみました。最後までお読みくださりありがとうございました。